満足計画(カメラ・ガジェット)

近畿・関東でのNikon Z7撮影記。

静岡の渓谷へ【須津川渓谷・大棚の滝】。

紅葉はどのくらい進んだかなと確認すべく近場をGoogle mapで検索。

富士サファリパークの裏山に渓谷を見つけたので行ってみることに。

 

まず、行きに東名高速道路・下り・左ルートが工事で閉鎖中。

そんな時に限って右ルートで事故渋滞発生。かれこれ1時間渋滞に巻き込まれる。 

渋滞を抜けてからはスイスイで、あっという間に降車する新東名高速・NEOPASA駿河湾沼津(下り)に到着。

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50~60代と思われるツーリング客や、ワンちゃん連れで賑わっていました。

店内もお土産やフードコートが充実しており、非常に魅力的。

 

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PA内の端っこに小高い丘があり、登ってみると沼津港と西伊豆が一望。

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西伊豆の最西端も綺麗に見えました。

 

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スマートICで一般道に降り、山に向かって静岡ならではのお茶畑とみかん農園の急坂を上ること約30分。目的地の須津川(すどかわ)渓谷へ到着。

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橋でバンジージャンプを発見。20代の若者3人が丁度バンジージャンプをしてました。声をかけられたらやってみようかなと考えつつも、店員さんには一切声がけされず。

よく見ると腰で固定するバンジージャンプのようでした。個人的にはやるなら足首固定のバンジーをしてみたかったので、11,000円出して腰固定のバンジーはちょっとなと。運営はバンジージャパンという会社でした。いろんな会社があるものですね。

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さて橋の上から下を眺めると、滝と橋を発見。ただし、クラっとくる程の高さで思わず腰が引けました。

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橋の下の海側に駐車場を発見。

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目線を上げれば富士市の先に駿河湾と三保地区を眺めることが出来ました。紅葉はまだ少し早かったようで一部がほんのり赤くなり始めた程度でした。

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橋を後にして、滝を目指すべく下の駐車場(無料)へ移動。第一駐車場は砂利で少しばかし下だったため、上に見えた第二駐車場へ。こちらは舗装されており、滝へのアクセスも良かったです。

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駐車場に車を止めている人たちはほとんどが登山客のようで、2組しかすれ違うことはありませんでした。この先にキャンプ場があるようで、夏は車も通れるようになるのかもしれませんね。

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透き通った水と緑がとても綺麗な場所で、いろいろと構図を考えながらもバシバシ撮影。相変わらずAPS-Cの限界を感じる解像度でフルサイズのカメラが欲しくなる。

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空を青くしようとすると川が黒潰れし、水を移そうとすると空が白潰れ。うーん。風景がいいだけに残念です。11月第3週目以降は秋めいてとても綺麗な写真が撮れそうでした。HDR撮影もいいのですが、RAW現像できないので滅多に行わず。

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駐車場から5分程歩けば川に降りられる急な階段が現れました。降りると滝見橋という吊り橋が現れました。少し歩くだけでゆらゆら揺れて冒険気分満載です。

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橋を渡ると一気に雰囲気が変わります。とても大きな岩には多くの苔が付き、自然本来の姿を見ることが出来ました。

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滝見橋を渡って以降は一気に足場が悪くなりますが、2分も歩けば川へ降りる場所へ到着。苔の付いた岩を足場にして慎重に川へ降りると、お目当ての滝の目の前に到着。風もなかったので水しぶきが舞うこともなく、ほんのり涼しい程度でしたが、とても綺麗な写真を撮ることができました。

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アングルを若干横へ移し、滝と苔の付いた岩と透き通った水を収めることが出来ました。水はそこそこ冷たかったです。魚や蟹などは一切おらず。

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と思いきや唯一見つけたのが岩の上にとまっていた3mm程の小さな虫。トンボの赤ちゃんなのかな?

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帰り際に滝見橋から再度撮影。紅葉が進んだ際に撮影できたらもっと綺麗なんでしょうね。

沢山歩いてお腹も空いたため、昼食のために海側へ向かいました。その途中、下流近辺で車が何台か止まっており、テーブルとイスを出してアウトドアランチをしている方も数名いました。川沿いはBBQ等は禁止のような看板がありましたが、お弁当と飲み物持参で川沿いランチも気持ちよさそうでした。

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食事処を探すものの国道までは下らなかったためか、途中にお店は全くありませんでした。地元のお店で食事をしたかったものの、仕方なく新東名高速・NEOPASA駿河湾沼津(上り)へ。一般道から商業施設の入るサービスエリアへ入ることにしましたが、むしろそれが正解でした。帰り際に分かったのですが、スマートICから商業施設へ入ることはできなかったので、スマートICに詳しくない方は事前に調べるのが無難ですね。

店内はとても綺麗で、下り線同様、上り線にもドッグランがありました。また、ツーリング客も多く、老若男女でとても賑わっていました。

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妻は【サマサ水産】のばらちらし丼。

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私は港町の定食屋【かもめの台所】でミックスフライ定食。

厚みは普通くらいながらもアジフライと、コロッケ、さつま揚げのような黒はんぺんのセットでした。揚げ物=ソースが一般的でしょうけれど、歳のせいか最近はアジフライ=醤油。な私。ソースとタルタルしかなかったため、アジフライはタルタルでいただきました。小骨と格闘しながらも1,000円ちょっとの割には十分美味しかったですし、予想以上にボリューミーで満腹になりました。

 

今回、妻にはベタな観光名所を要求されていましたが、コロナ禍ということもあり、人が少なくストレスフリーな渓谷散策はとても楽しかったです。見ていただいた方は機会がありましたら是非訪れてみてください。結構穴場だと思いますよ~。