我が家の駐車場はライトグレーの土間コンクリート。早いもので自宅購入からそろそろ10年を迎えます。
職権乱用で業務用の撥水コーティング剤を購入し、ローラーで塗布することで数年は綺麗な状態を維持できていましたが、気が付けばなかなか落ちない汚れが目立ってきました。その正体は黒カビなのか苔なのか定かではありません。
そもそも色味が明るいことから綺麗に維持することは難しく、ブラシやたわしで日々掃除に励んできました。直近はダイソーで販売している手のひらよりも大きいたわしが意外によく落ちることから、雨あがりにしゃがんでせっせと擦って洗っていました。
そんな苦労をせずとも、よくある高圧洗浄機を買えばいいと思いながらも、何かとかさばる機器購入は控えたいことから、汚れ落ちのいいお掃除グッズを探していました。
そこで、ネットで見つけた極細ステンレスブラシ。
0.1mmと0.15mmの極細線が洗剤無しでも綺麗に汚れを落とす。
ステンレスブラシだとコンクリートを痛めると思いながらも、『ポリッシャー.jp™』さんのHPで動画を見ていると、その汚れ落ちに感動し、いつしか多少の削れは致し方ないと感じるように。
ポチッ。っと手配して届いたのがこちら。
有限会社Qualityさんの『キューサス』。
セイワ株式会社さんの『クレンリネスハンドル H-400』。
前者は楽天で税込4,180円、後者は税込1,000円。(単品購入は別途運送費)
キューサスの線径は0.15mm。消費者向けの『ぴかQ』も考えましたが、線径が0.12mmで若干値段がはることから、リーズナブルなキューサスにしました。
見て下さい。この細くもギッシリ詰まったブラシ。光すらも反射してとても綺麗。
毛量の多いシダ製デッキブラシも考えていましたが、耐久性と洗浄力に不安もあったため断念しました。
ピントが合っていませんが、こんな極細ブラシです。
さて問題の土間コン。水+たわしでも十分落ちるのですが、いかんせん効率が悪いです。これをキューサスでジャンジャン洗いたいと思います。
ハンドルにセットしていざ開始。
水をかけて、押し付けず、前後に擦るように洗っていきます。
3往復くらいで汚れが落ち始めました。汚れの落ち具合はたわしと同等かそれ以上。
水をかけて汚れを洗い流したら、納得の洗浄力。
3枚目は光が反射しているので右隣が綺麗になったように光っています。
気になるコンクリートへの攻撃性は、たわしでもそれなりに削れて流れ落ちるので、感覚的には大きく差を感じませんでした。
掃除中は海を感じる程の藻や苔の香りを感じました。黒カビというより藻・苔汚れだったのかもしれません。
乾くと???。あんまり落ちてない?
画像の真ん中が洗った部分ですが、わかりづらいものの、落ちていないことはありません。
接写してみると、黒ズミは十分落ちてはいるかなと。
コーティング剤のムラなのか、新築程ではありませんがかなり白く綺麗になりました。
後日改めて画面全体を縦横になんども往復して洗浄してみましたが、やはりコーティング剤が原因で汚れが全て落ち切っていないように見えます。もともと浸透性のある無色透明のコーティング剤ではあるのですが、汚れを捕らえてしまっているのかもしれません。これを落とすのはもう少し労力がかかりそうなので、この辺で諦めることにしました。
それでも晴れの日はお隣さんのお宅に比べれば断然白く、且つ明るい駐車場に戻りました。
また、雨上がりの乾きが断然早くなったのも驚きです。表面の藻や苔が除去されたお陰かもしれません。
最初は攻撃性を心配したステンレスブラシですが、さほど気にならず、満足いく洗浄力を発揮してくれました。
勿論、高圧洗浄機の手軽さと洗浄力には敵いませんが、リフレッシュ掃除には十分アリだと思います。電気も洗剤も使わずに綺麗になるというコンセプトもエコでいいですね。
耐久性は抜群なはずなので、また気が向いたら0.1mmの線径を持つタイプを購入してみようと思います。
エンボス洗浄のパイオニア 有限会社Quality - 製品カタログ一覧
※有限会社QualityさんのカタログURLのリンクを引用・貼り付けしておきます。
本業は業務用洗浄器具の製造・販売をされているようです。
細いと言えど攻撃性のあるブラシではあるので、くれぐれも取り扱いには注意しましょう。