関西は朝から雲一つ無い天気でとても清々し陽気。
阪急に乗って行き先を考えた結果、自転車に乗って散策したくなったので、レンタサイクルで京都をフラフラしてきました。
スタートは阪急の掛駅。
電動3段式変速のレンタサイクルで420円/日。
早速掛川へ向かいました。
菜の花と桜がポツポツ。
関西のTVでやっていた隠れスポットへ。
桜舞い散る〜。
桜並木を後にして嵐山までのんびり自転車旅。
暖かくてとても気持ちよかった。
嵐山の中心部をスルーして北部の嵯峨を走ると広沢池という大きな溜め池に到着。
その先は写真がありませんが、池から金閣寺方面へ向かうとアップダウンが激しくなり、いい汗をかくことができました。
延々と走ると仁和寺に到着。めちゃくちゃ人がいたので勿論スルー。密は勘弁です。
お目当てはこちら。立命館大学の裏にあった『カフェ山猫軒』。
鱈のダブルフィッシュハンバーガー。
マックのフィッシュバーガーの高級版といった感じでした。
人参サラダ、ポテトも鮮度がよく、久しぶりに採れたてらしい味のある野菜を食べました。
スーパーの野菜って味気ないんですよね。
金閣寺方面は上り坂がキツかったので少し南に降りて立命館大学を眺め、東へ向かうと北野天満宮へ到着。
桜の量がもの凄かったですが、少し散り始めてました。
桜も今週末が最後ですね。
平坦な大きな道路をとにかく東へ向かいました。鴨川デルタへ到着。
若い子で賑わってました。
鴨川沿いにある駐輪場に自転車を止めて、電車に乗り換え。
2両編成のワンマン電車は降車する際の支払いで、ICカードの残額不足を起こす方がチラホラ。困ったさんですね。準備と確認は忘れずに。
30分程電車に揺られ、目的地の終点・鞍馬駅に到着。叡山電鉄ありがとー。
駅舎には牛若丸(源義経)に纏る展示や天狗のモニュメント。
細かいことを調べずに来ましたが、この地は牛若丸が7歳から10年間程滞在していたそうです。
鞍馬寺入口。ここからハイキングです。
暖かいので登山がしたくなって来てみました。
傾斜のキツい山道と真上を見上げるような急坂を登ることかれこれ30分以上。
鞍馬寺に到着しました。
途中、牛若丸が学問や武芸を学んだ場所の跡地などもありました。
この山道を牛若丸や清少納言も歩いたということを知って驚きました。
歴史のある場所とは知らずに来たので驚きです。
因みに源義経の生涯を調べるとわかるのですが、とても波乱万丈の人生だったようです。
とても寂しく辛い思いをしたんではないかなと想像出来てしまいました。
そのような境遇の方はやっはり強いなと思いました。
反対側から桜を撮影して山頂を目指します。
頂上付近にあった木の根道。
土が固すぎて杉の木の根っこが土に潜れなかったそうです。
ここからは延々と下山です。
途中、牛若丸が天狗に武芸を教わったとされる場所もあり、とても静かで神秘的な雰囲気でした。
下山するのも結構長かったですが、次の目的地の貴船神社に到着。
桂の木。体内の気が滞ることを気枯れと言うそうです。
貴船のキフネはその昔、気生根と書かれていたそうで、万物の気が生じる根源の地、木が生い茂る水源の地という意味を含んでいるそうです。
水の神様とあって、山からの湧き水も神秘的。
縁結びや良縁にもご利益があるそうで、若いカップルや女子が多数いました。
更に絵馬の発祥の地というのでまたまたビックリ。
少し北に上った所にある結社。
山奥で出土した6トンの石がありました。平成に入ってから奉納されたそうです。
その隣には和泉式部の歌碑もありました。
旦那さんの心変わりに悩んでいた和泉式部さん。
蛍がこの場所に入っていく姿を見て、自分の心が身から離れた魂ではないかと歌ったそうです。
昔であってもそんなことがあったんだなと少し微笑んでしまいました。
最後は一番奥の奥宮。
入り口には樹齢1,000年と言われる相生の杉。
1本の根っこから2本の木が生えてました。
夫婦共に仲良く長生き出来ますように。みたいな意味があるそうです。
途中も高く長い杉がいくつも並んでいました。
最後に奥宮に参拝し、バスに乗って貴船口駅から電車で戻りました。
細かく調べずに行った割にはとてもいい場所に参拝することができました。
因みに来ている車のナンバープレートは、岡山、神戸、滋賀、大阪、なにわ、和泉、岐阜、鈴鹿、三重、名古屋とバラエティ豊かでした。
驚いたのが多摩、江東なんてのもいて、よくもまあ京都まで関東から来るなと驚きました。
私は横浜から名古屋でさえ行ったことがありませんので、ロングドライブするくらいなら新幹線か夜行バスです。
脱線しましたが出町柳へ戻っては、延々と自転車を走らせ、夕陽に向かうように桂駅へ戻り、夕飯を食べて大阪へ帰りました。
スマホの万歩計は2万歩。なかなかいい運動になりました。
明日はどうしようかな。