昨日も山登りしたのに何を血迷ったのか、また体を動かしたくなって滋賀の蓬莱山へトライ。
再来週にはロープウェイが動き始めるというので、人が少ない内に行ってみようというのがきっかけになりました。
最寄り駅のJR志賀駅からのどかな田んぼ道を歩き、ローソンで食材と水分調達。
途中のダムで一休み。結構急で汗ダラダラです。
この時点で既に眺めがよく、帰ってもよかったのですが、一度登り始めると頂上を目指したくなってしまうので、諦めずに休み休み山頂を目指しました。
登れど全然到着せず、90分程経過してこんな場所に到着。
前方に30くらいの若者グルーブがいたので、追い抜く程ではないものの、どうしても追いついてしまうので、ここで一気に抜いてしまいました。
このグループが関西弁でベラベラ大声で喋っては高笑いするので、呆れながらもフィジカルディスタンスを取っていたのです。
だってノーマスクで6〜7人ですよ?
いくらなんでも非常識だなと。
抜いた時にもまぁ無愛想で、顔も向けずに適当な挨拶。
若いってホント身勝手で失礼だなぁと感じてしまいました。
私も昔はこんなだったのかなと今更ながら不安になりました。気遣いはどんな場面でも大事ですね。
あと少しで山頂という場面で、断崖絶壁の細い登山道から撮影。
下を見るとフラフラする程でした。
右を向けば蓬莱山が現れました。
ここからが意外にキツくて、あと少しなのに急になるし細くなるしで息が上がりました。
やっとの思いでお隣の打見山山頂へ到着。
残念ながら少し曇り?気味でしたが、絶景でした。
これはロープウェイでお金を払って来る価値がありますね。
打見山は標高1,108mということで、良い親として縁起がいいなとも思いました。
ここで昼食タイムですが、題名のことを忘れていました。
私自身1,000m級の登山も初めてで、且つトレッキングシューズでもなくスニーカーだったのでとても疲労がありました。
何度も汗をかいて休んではスポーツドリンクを飲むと、不思議なことに体が動くんです。
まるでドラゴンボールの仙豆かと思う程、即効性が凄く、疲れ切った足も動くんです。
これには私自身ビックリで、当たり前だろうと思いがちですが、急な登山ということもあり、平坦な場所でスポーツしているのとはまた違った効果を感じることができました。
それもあってあっという間に1リットルの内、8割飲んでしまいましたが、本当に不思議な感覚でした。
さてまた登山を進めます。
打見山から蓬莱山へも結構疲れましたが、琵琶湖の反対側の山々がうっすら見えて幻想的でした。
CPLフィルタがあったらもっと綺麗に撮れただろうなと思いました。
蓬莱山から下る途中、またまた断崖絶壁から撮影。
風が冷たくてとても気持ちよかった。
しかしこの後、駅方面の登山道を選んだ結果、散々な思いとなりました。
雪解け水が小川となるすぐ隣の急斜面で、登山道とは思えぬ程の荒れた道を延々と進みました。
転んだら大怪我必至で、とにかく怪我せず帰ろうという想いで必死でした。
他の道もあったのですが、遠回りなことが一目瞭然だったので、思わず近道を選んでしまいましたが、スニーカーの私には無理がありました。
スニーカーだとアッパー部分?のホールドが弱いので、上りはいいものの、下りが怖いんです。
やっぱり1,000m級の登山は生半可な装備で登っては駄目ですね。
最悪救助隊など、様々な方に迷惑をかける恐れがあるので、二度と軽い気持ちで1,000m級の山は登らないと決めました。
膝がガクブル状態になりながら、無事コンクリートが敷かれたまともな道に出ることができました。
ここからも意外に駅まで遠く、膝が抜けないか怖かった。
無事民家のある場所まで戻ることができました。
桜と琵琶湖と向かいの山が一望出来て綺麗でした。
やっとの想いで自販機を見つけたと思ったら、もう駅の目の前。
のどかだけに自販機すら民家にありませんでした。
あんな高い山を登ったんだと思うと信じられませんでしたが、根性はあるので休み休みながら無事生還出来て一安心。
結局駅からスタートして7時間。途中のランチを除けば上りは2時間半くらいでしたが、なんだかんだ半々で片道3時間半といったところでしょうか。
やっぱり小一時間で登れる500m未満の山が一番コスパがいいなと思いました。
駅で電車待ちをしていると、反対側のホームに途中で抜いた若者集団が登場。
失礼ながらまともなビジネスマンとは言い難い方々でした。
さよーならー。二度と会いませんように。
大阪までの帰路は珍しくウトウト。
珍しく新大阪駅でラーメンを食べて塩分補給して帰りました。
塩とんこつラーメン。値段は930円と駅ビル価格ですが、濃厚でとっても美味しかったです。