満足計画(カメラ・ガジェット)

近畿・関東でのNikon Z7撮影記。

子育ての思い出を通勤途中に思い出す。

緊急事態宣言が解除され10月に大阪へ戻り、単身赴任生活もそろそろ満1か月。

食器や食材は限られた資材しか揃えていないものの、食事は3食自炊中。

 

朝食はコーンフレークとコーヒー、昼食は朝から野菜を薄くカットして炒めて塩コショウ。ボイルしたソーセージにドレッシングをかけてサンドイッチにします。

セリアで買ったプラスチック製ボトルにミルクティーかカフェオレを入れ、それらをリュックに入れて通勤です。

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この状態にもう1枚パンをのせて、ギュッと潰して出来上がり。

カバンはリュックタイプながらも財布や定期を出しやすいため普段から前掛け派。

手さげ・肩掛けタイプのカバン、肩掛けのトートバッグも卒業し、今ではリュックタイプがお気に入り。

東京では電車通勤で人が多いため前掛けが当たり前でしたが、大阪だとやや少数派。

そんなことも認知しながらも人目を気にせず維持しています。

決して満員電車に乗るわけでもないですが、東京と違って関西の方々は滅多にぶつかってくることはありません。お互い避ける素ぶりをするのが普通です。

(あくまでも私の通勤ルートとこの半年間で出かけた先での経験です。)

それでも万が一に備え、朝から作った大事なサンドイッチと飲み物を保護するため、思わずカバンに手を添えます。

そこで思った子育ての思い出。

 

長男が生まれ、連日オムツを替え、首が座り、少しは動くようになったと成長を感じる頃、当時は待機児童の懸念もあり、不安もありながら0歳児として1歳ギリギリ手前から保育園へ預けました。

長男は珍しいことにパパっ子で、私がいないと寝ないこともしばしば。

連日朝早く起きては食事を作り、朝食を食べさせては、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も抱っこ紐で長男を前掛けし、保育園道具を片手に持ち、もう片方に自身のカバンを持ちながらバスに乗り、駅前の保育園へ送迎していました。

バスでは同じサラリーマン男性が多かったこともあり、席を譲ってくれる人など滅多に現れず、座れる確率を少しでも上げるべく無駄に早くバス停へ行ったりもしていました。

寒い時期は寒さ対策にケープをかけて長男を抱きしめたり。

雨の日は更に傘をさし、腕が悲鳴を上げる時もあったり。

優先席に座ると老人に嫌な目をされたり。

雨でずぶ濡れになったり、雨が酷いとバスが数十分遅れて会社に遅刻したり。

バスの中で子供が騒げど、稀に怒鳴られる始末。

バスを降りて保育園へ徒歩で向かえど、わざとぶつかってくるとしか思えない人もいました。

寒い時期は子供が歩いてくれず、家から保育園まで終始私の胸の中。

そんな当時の温かさと苦労を思い出しながら今日も出勤してきました。

 

因みに次男は生粋のママっ子で、私と行くと大泣きするため、嬉しい反面悲しい反面で送迎隊員から除名です。

家庭によるとは思いますが、共働きでの30~40代男性であれば当たり前な姿だと思います。

上には上がいるもので、『あそこのパパはあんなことまでやっている』と妻にそそのかされることも未だにあります。

こんな子育て生活もいいと思うか悪いと思うかは時が経つにつれて感じ方がかわってくると思いますが、小さい頃の子供は本当に可愛いものだなと改めて感じさせてくれました。