人手の少ない場所を探してGoogle Mapとにらめっこ。
以前訪れた場所の近くを調べたところ、アサヒビールの美術館と眺望のいい場所を見つけたので向かうことに。
今日回った場所一覧。
1.阪急電鉄 大山崎駅
2.アサヒビール大山崎山荘美術館
3.宝積寺
4.旗立松展望台
5.天王山展望台
6.天王山ハイキングコース
7.小倉神社
8.阪急電鉄 西山天王山駅
9.阪急電鉄 桂駅
10.桂川
1.大阪から阪急電鉄で大山崎駅へ。
いつもどおり早く着いてしまったため、改札を出たところに丁度あった『hermit green cafe』という喫茶店へ。
温かいコーヒーとクロワッサンをつまみつつ、昼食を調達。
そこから少し歩いてアサヒビール大山崎山荘美術館へ。
途中、周囲を把握すべく案内板を眺めていたところ、地元のおじさんがご丁寧に『どこへ行きたいんだい?』と声をかけてくださいました。
博物館と展望台へ行くことを伝えると、『明智光秀を倒した羽柴秀吉がその場に旗を立てたと言われたことから旗立展望台と呼ばれたそうだよ。』と教えてくれました。
こういう情報を知ると旅はとても楽しくなりますね。
そうなんです。
ここは本能寺の変の後、毛利氏打倒のため中国地方へ出陣していた羽柴秀吉が織田信長の仇を打つために京都へ舞い戻り、明智光秀と戦った場所なのです。
これを中国大返しと呼ぶそうです。
歴史ある場所にワクワクしながら、おじさんへ御礼を告げ、博物館へ向かいました。
2.美術館はこの地が出身地という、みうらじゅんさんの展覧会を開催していました。
あちこちにユーモア溢れる展示で、単なる美術館でしんみりするよりも、笑いのある雰囲気で逆に楽しめました。
物凄い量の収集物が並んでおり、冷蔵庫にマグネットを貼り付ける斬新な展示も。
博物館内のカフェでワインケーキと白ワインかスーパードライを頂こうかと考えましたが、この後の登山に備えて遠慮することに。
テラスにだけお邪魔させてもらい、淀川へ通じる3つの川を眺めました。
これだけで十分な気もしましたが、日の陰りも早いため目的地の旗立松展望台へ向かいました。
3.途中、宝積寺が近かったので立ち寄ってお参り。
Google Mapの口コミによると、一寸法師の打ち手と小槌の本物があったようです。
見たかった、、、
4.宝積寺から旗立松展望台まで20〜30分程だったと思います。
六甲山みたいに途中からグイグイ坂が急になってきて少し疲れました。
ここで目的の新幹線撮影。
あまりいい写真は撮れませんでしたが満足。望遠撮影は楽しいです。
5.天王山頂上まで30分くらいでしょうか。
特に何も無いものの、休憩場所があったので昼食タイム。
この後、天王山ハイキングコースを歩き、延々と続く山道で結構ヘトヘトに。
このハイキングコースは行かずに戻った方が良かったなと後悔。
見晴らしが若干いい場所から先は急な下り坂で膝がガクブルでした。
小倉神社から登っていく人も少しいましたが、絶対皆後悔していると思います。
10.阪急電鉄の桂駅でレンタサイクルを使って桂川へ。
嵐山の渡月橋を流れる川が桂川になり、その下流に新幹線が通る橋があるので撮影トライ。
以前来てみたものの、望遠でないと迫力が無かったのでリベンジです。
800mm以上でいい感じにN700Sを撮影出来ました。
撮影する位置を変えることで背後に大文字山を捉えることが出来ました。
新幹線はポールと被ってしまい微妙ですが、なかなかいい構図ではないでしょうか。
因みに右側にはマンションがあるので、写り込まないようにする必要がありました。
さてさて、歴史を感じながら新幹線撮影で満足した一日になりましたが、登山途中の展示に色んな感情を抱きました。
まず、諸説あるようですが、明智光秀は異国文化や新しいことを次々と採用する織田信長のやり方に違和感を覚えたそうです。
昔ながらに戻せば皆安心すると思ったそうですが、織田信長を倒したことで反感を買い、最終的に責められることになったそうです。
変化に対応しようとしなかったことで反逆し、反感を買ってしまったのは残念ですね。
変化に恐れず対応することは大切なんだなと感じました。
登山中に案内板があったので、じっくり読んでいくととても楽しかったのですが、登山者の皆さんは全くもって見ないんですよね。
勿体無いなと思いました。
大山崎町のHPにざっくり記載されていたのでURLを貼っておきます。
秀吉の道「陶板絵図」 | 山崎観光案内所
京都の寺院散策もいいですが、時代が動いたこの地に足を運ぶのも楽しいと思います。
大山崎町お勧めです。