先週の真夏日と電力高騰に伴い、以前から気になっていた窓と網戸に貼る遮熱ネットを購入。
我が家の窓ガラスはLow-Eガラス。
大して遮熱・断熱するわけでもなく、夏は暑く、冬は寒い。
日本の住宅の気密性は世界基準と比べると、とても低いと言われますね。
そもそも家を買った時点で『気密性の高い住宅なので、24時間換気のために通気孔を各部屋に設けています。』と言われ、見事に各部屋に穴が空いています。
こんなんじゃ気密性はダダ下がりで冬も寒いわけで、悩みのタネ。
夏も暑く、窓ガラスに透明遮熱フィルムを貼って、少しでも涼しくしたいと思えどLow-EガラスにはNG判定。
更に熱割れ計算してください。と書いてあると、面倒で手が出せずにいました。
そこに現れた遮熱ネット。
網戸と窓ガラスの上から貼れて、外側に貼れば熱割れの心配もありません。
早速購入しようと『積水 遮熱クールアップ』を調べていたら、新作の『masaクーリアス』なる商品を発見。
9月末まで4枚10,990円（税抜）のセール価格ということで、リビング用にポチってみました。
待つこと3日後には商品到着。
2枚1箱が基本のようで、2箱を更に大箱に入れて二重にしてあり丁寧な梱包で到着。
左はカットした端材。銀色の面が遮熱機能のある面です。
下敷きを敷いてカッターで切ろうとしたらネットだけに柔らかいからか上手くいかず。
マッキーで線を引いてハサミで切る方がやりやすかったです。
素材がネットということもあり、裁縫用のハサミが良さそうです。
部屋側のガラスには貼り付け不可ということで、網戸と外側の窓ガラスに貼り付け開始。
取り付け用のテープを貼りつけて、剥離フィルムを剥がそうと思えど、テープがゲル状で全然剥がれない。
仕方なくカッターで端部からペリペリ剥がそうとしたら、多少は剥がしやすくなりました。
左側は普通の網戸。右側が網戸の上に貼ったmasaクーリアス。
夜中に室内の電球を付けない限り、外から覗かれても室内が見えません。
プライバシー保護にもいいですね。
早速室内側に戻ってみると、窓ガラスからくるジリジリが全く無い。
もう一度外に出て、試しに網戸を外して太陽にかざしてみると、遮熱効果を体感。
全然暑くない！ めちゃくちゃ遮熱してる！
その代わり、想定していた通り室内は暗くなりました。
外が曇りだと電球を付けたくなるくらい。
カンカン照りの晴れならうっすら暗い程度。
妻に感想を聞いてみたら『暗いけど涼しい。』の一言。
確かにエアコンの効きも心無しか良くなった気がします。
よく考えたところ、暗いと思ったら網戸をずらせば半分だけは元通り。
窓ガラス2枚の内、貼っているのは外側の1枚と網戸なので、もう1枚の内側の窓ガラスはいつも通り。ずらせば半分だけは元に戻せるということです。
カンカン照りの効果を試すことも出来ず単身赴任先の大阪へ戻ってしまいましたが、少しでも家族が快適に過ごせますように。
