大阪へ戻って初日は疲れもあって朝寝坊。
といっても夜中の3時に起きて三度寝はしたのかな。
寒いと動くのも億劫になりますね。
何処へ行こうか布団に入ってあれこれ考える。
河津桜が見れるところはないかな。まだ早そうだな。
梅ならそろそろ見頃かな。まだ少し早そうだな。
と思いながらも梅林があり、学問の神様、菅原道真が祀られているということで行ってみることに。
いつもの阪急電鉄は特急以外は客足少なめ。
特急は梅田と京都に向かう人々で座れません。
準急でのんびり座って街並みを眺めながらの旅がお勧めです。
阪急長岡天神駅で下車し、近所にあったパン屋で昼食を調達して向かいました。
門の土台に梅の木が描かれていました。
入り口で案内板を見ていると、菅原道真が太宰府に左遷された際に立ち寄り、地元に自作の木像をお祀りしたのが始まりだそうです。
北野天満宮も一度行きましたが、菅原道真はそちらに祀られているようです。
門をくぐって右手に池があったので、ここで昼食を取ることに。
駅の近くの『メサベルテ』というお店で買ったパンをいただきました。
シンプルなパンから惣菜パンやおやつ用のパンも豊富で、思わず手を出したかったものの、お腹が悲鳴を上げるので惣菜パンだけにしました。
京都のパン屋さん、結構アタリが多い気がします。
昼食を済ませて門を振り返る。
入り口付近で梅の木を見つけて写真を撮っていたら雪が舞い始めました。
写真に映り込む程ではなかったですが、冬の京都に来ているんだなと感じました。
綺麗な庭園もありました。
絵柄、お酒の銘柄が様々で思わず眺めた奉納品。
この手前には巨額の寄付をした石像なんかもありました。
お金は自分のものではなく世の中のものであって、人のためになる物事の対価として得られたもの。なんてことが松下幸之助の本に書いてあった気がします。
神社巡りをしていると地元の商店、医院、企業、中には個人名で奉納なり寄付をしている姿を多く目にします。
大金持ちになりたいとは思わないけど、大金持ちになれたならこうやって社会に還元出来たら素晴らしいなと思いました。
本堂までもう少し。
派手さはないけど雰囲気がある京都の寺院。
下手に派手なものより、こんな落ち着きがある方が居心地がよく感じるように。
菅原道真は牛さんが好きだったそうです。
荷物を運んでくれたり牛乳を絞ったりと昔から貴重な家畜だったのでしょうね。
最後にお隣の梅林へ足を運んでみました。
咲いていたのは2割程。中には満開の木もありました。
3/13にお祭りがあるそうなので、満開はあと一、二週間少し先になりそうでした。
長岡京市ということであまり寺院は多くないことや、京都の中心部と比べて人も少なくのんびり過ごすことができました。
関西は関東と違って人口の密集具合が低いのか、少しメインどころを外せば人が少ないのがいいですね。
関東なんて何処へ行ってもわんさか人がいる気がしてしまいます。